クリスマスの願いごとオリジナル絵本My Christmas Wish
クリスマスの願いごと(大人用) My Christmas Wish
実際は、ピンクではなく本文と同じ色で出来上がります
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(表紙) |
| 百恵ちゃんの クリスマスのねがいごと あなたにおくる おはなしのほん まつやま あつし作
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谷 百恵 さま
メリークリスマス! メリークリスマス 2006年12月24日 友和より |
| 「今年のクリスマスプレゼントはどうしよう?」
22 歳の百恵ちゃん はため息をつきました。 世の中はクリスマスムード一色。 街はうきたつような空気こ包まれています。 でも 百恵ちゃん の目下の悩みは、 小川さんと、みっちゃんと、ゆきへの クリスマスプレゼントが きまらないことなのです。 部屋に飾られたクリスマスツリーを眺めながら、 |
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幼い頃、クリスマスの朝には、
プレゼントがいつも枕元に置かれていました。 でも百恵ちゃん は、もう自分でプレぜントを 探しにいかなければならないのです。 『電話一本、30分でお届け』 してくれる、 ピザ屋みたいなサンタクロースはいないかなあ。 プレゼントのことを考えすぎて、 百恵ちゃんの頭はオーバーヒート気味! そのときでした。 郵便受けがコトリ、と小さな音をたてたのは。 |
| 郵便受けをのぞくと、見慣れない模様をあしらった、
一通の手紙が入っていました。 そこには消印も、渋谷区の百恵ちゃんの住所もありません。 ただ、『谷 百恵様』という文字があるだけです。 封を切った百恵ちゃんは驚きました。 そこには、こんな文章があったのです。 谷 百恵様 サンタクロース?? 百恵ちゃんの頭はいっきに真っ白になりました。 |
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サンタクロースの国は今、
クリスマスプレゼントの準備で大忙しじゃ。 なにしろ、世界中へプレゼントを運ぶんじゃからな。 百恵ちゃんはどんなプレゼントをお望みかな? サンタクロースの国、特製クッキーはどうじゃ。 もみの樹の形をしていて、 それはそれはおいしいクッキーじゃよ。 |
| 百恵ちゃんはやっぱりそうかと思いました。
これは最近、近所にできたケーキ屋の、 ダイレクトメールに違いありません。 でも手紙の文章はまだまだ続きます。 プレゼントの用意ができると、 こんどはトナカイたちの準備をしなきゃならん。 金の鈴が付いたひもを、一頭一頭つけていくんじゃ。 これがあの有名な 「ジングルベル」という曲になるんじゃよ。 |
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百恵ちゃんは、信じられない、と思いました。
サンタクロースなんて架空の人物で そんな話はとっくに卒業したはずなのに・・・ でも手紙には・・・ サンタクロースなんているもんか、 と思っておるのじゃろう。 サンタクロースを見たかったら、 クリスマスイブにサンタクロースの国にくるとよい。 世界中の国々に飛び立つサンタクロースのソリを、 一般公開しておる |
| 百恵ちゃんは、またわからなくなりました。
どうやらこれはケーキ屋どころではなさそうです。 もしかするとフライドチキンの店かもしれない!? 百恵ちゃんの脳裏に、小太りで、 めがねをかけ、いつもニコニコして街角に立っている、 とあるおじいさんの姿がうかびました。 わしはみんなの視線を浴びながらソリに乗り込む。 まるでスターになったきぶんじゃ。あたりは大騒ぎさ。 みんなの寝顔を見るのもいいが, 幸せそうな笑顔を見るのは、 もっといいもんじゃよ。 |
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百恵ちゃんはちょっとばかり想像してみました。
もし自分がサンタクロースの国に行けたら! なんてわくわくする光景なのでしょう。 そうか、これは旅行会社のパンフレットなんだ!? 『冬休みはスキーをかねてサンタクロースの国へ!!』 こんなキャッチコピーがうかびました。
いよいよ出発じゃ。忘れ物はないかな? |
| それからわしは、トナカイたちに、
「さあ、行こう!」と声をかける。 するとそりはあっというまに空の上。 空気は冷たいが、とてもよい気持ちじゃ。 いちど乗せてやりたいくらいじゃよ。 この手紙は航空会社のパンフレットかもしれない!? と 百恵ちゃんは考えました。 北欧の空を遊覧飛行する会社なのです。 でも、百恵ちゃん は高いところはちょっと苦手です。 |
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めざす家に到着すると、さあ仕事じゃ。
エントツから、といいたいところじゃが、 近頃はエントツのない家が多いから大変じゃ。 なんとか家に入りプレゼントを置いたら、 すぐ次の子の家にいかなきゃならん。 プレゼントのリストは、 子供たちの名前でいっぱいじゃ。 こんどは警備会社のパンフレットかな? と百恵ちゃん は思いました。 『サンタクロースも入れない防犯装置』じゃ、 サンタクロースがかわいそうです。 |
| 目のまわるような夜を過して、
クリスマスの朝に帰ってくるころは、 もうへとへとじゃが気分はそう快じゃ。 この一夜のために、一年を過しておるからな。 わしは妻に子供たちの様子を話してやる。 あの子は今年もいい子にしておったよ、 というと、妻はとても嬉しそうじゃ。 そうそう、わしは百恵ちゃん の、子供のときの 寝顔を見たこともあるんじゃよ。 結婚案内のパンフレットだったのか、 と百恵ちゃん は思いました。 でもサンタクロースにもおくさんがいるなんて! |
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クリスマスの前には、
たくさんのおもちゃを作る仕事がわしを待っておる。 家では、一日中にぎやかな音がしているが それはおもちゃを作る音なんじゃ。 こんどは隣町にできた大きなおもちゃやさんかな? と 百恵ちゃんは考えました。 そして子供のころ、目が覚めると、 きまって枕元に置かれていた プレゼントのことを思いうかべました。 昨夜までなかったおもちゃが、朝そこにあるのは、 とても不思議で、魔法のようでした。 |
| 百恵ちゃん、
おまえさんはもうおもちゃで遊ぶ子供ではないが、 今回のクリスマスには、 特別にプレゼントをあげることにしょう。 はてさて、何だと思うかね? この手紙を最後まで読んでくれればわかるが、 それはまだ秘密じゃ。 |
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そろそろたくさんのプレゼントが、
きれいに包まれて、いろんな国に旅立つところじゃ。 サンタクロースのプレゼントというもんは、 ただおもちゃを包んでいるだけではないぞ。 その中には、 夢だの、希望だの、感謝だの、愛情だのといった 気持ちがいっぱいつまっとる。 子供たちは、プレゼントをあけたとき、 その気持ちも一緒に受取ることになるんじゃ。 もちろん、百恵ちゃんや 小川さんと、みっちゃんと、ゆきへの プレゼントにも入っておるとも。 |
| さあ、いよいよ出発じゃ。
わしはおなじみの赤い服を着る。 北極の空の凍るような寒さも気にならんような、 完全防寒仕様じゃ。 プレゼントをつめた大きな袋をソリに乗せ、 たくさんの子供たちに会えるのももうすぐじゃ。 外はもう、しんしんと雪がふっておる。 百恵ゃん、おまえさんへのプレゼントは、 友和にあずけておいた。 ま、楽しみにしておれ。 |
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わしは空をひとっ飛び。 ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、そして 渋谷区にもプレゼントを届けにいくぞ。 プレゼントを待っとる子供たちは世界中におるからな。 そうじゃ、忘れておった。 それはクリスマスの朝に、ひと言こういえばよい。 百恵ちゃん は、いそいで最後の紙をめくりました。 そこには・・・ |
| 百恵ちゃん へ メリークリスマス! サンタクロースより |
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| 価 格 | クリスマスの願いごと(大人用) 税込3300円 |
| サイズ、その他 | 縦 21cm×横 17.5cm×厚さ 1cm 全 36ページ、表・裏表紙は、ハードカバー |
| よくある質問コーナー 無料ラッピングについて | |
| 送 料 | 無 料 (冊子小包郵便) 代金引換ご利用の場合(手数料税込315円)、お届け希望日がございます場合は、宅配業者での発送となります。 宅配業者をご利用の場合は、送料税込472円(沖縄・税込1,050円) となります。(業者の指定はできません) 交通事情などにより、お届け希望日にお届けできないこともございますので予めご了承下さいませ。 |



















